あのさー、不思議に思わない?
昔ながらの定食屋さんが、おそらく気まぐれで
出しているだけの
日替わり定食があんなに売れ続けるなんて。
おかしくない?
実は狙っているかどうか、は
分からないが、
消費者心理をくすぐるメカニズムに
ちゃんと合致しているのだ。
シェフのきまぐれサラダ
なんてのも、同じだ。
だから、このメカニズムさえ、
あなたが使えるようになれば、そんなに
差別化、とか、
付加価値、とか、
価格競争、とか、
って考えなくても、
お客さんは毎回あなたのところにやってくるようになる。
通販であっても、
士業であっても、
通用する。だからしっかり読んで
使ってほしい。
「日替わり定食」の真髄は、
日替わり、ということよりも、
「今日は何かな?」
と気になってもらう、
ココが奥義なのだ。
なぜなら、気になって、
一旦お店の前に立ったら、
高い確率で、
そのお店に入るからだ。
そして、入ってしまえば、結果的に他のものも頼むことは
良くあるはずだ。
このように、気になって、
尋ねて来てもらう、ということが、
ポイントなのだ。
定食屋さんはこの心理を知っているのか、
偶然なのか、経験則なのか、
は分からないが、
これをやり続けているので、
何十年もリピートされているのだ。
ただし、同じ日替わりであっても、
月曜日はカレー
火曜日はとんかつ
水曜日はエビフライ
・
・
・
というローテーション型は、
この「今日は何かな?」という恩恵にあずかれないので、
注意したい。
これはすべての会社に
応用可能だ。
たとえば、
ネット通販なら、
「今日の特典」
といって、アクセスしないと分からないように、
やり続けることだ。
そうすれば、必然的に
ネットにアクセスする人は増える。
アクセスが増えれば、
確率論で購入者は増えるし、グーグル検索などにも
引っかかりやすくもなる。
他の商品も売れて、
リピートし続ける。
といった風にも応用できる。
士業であっても、
今日の「WEB無料相談」というように、毎回日替わりで、
相談内容を変えるだけで、
今日は自分にマッチした相談が
無料でできるかも?
といって、
アクセスしてくれるようになる。
このように、
日替わり定食、は非常にマーケティングとして
優秀なのだ。
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日常 | 04:35 PM |
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