カラダが出社拒否した日々があった。
20年前のことだ。
気持ちは行こうとするのだが、カラダが重くて重くて、
どうにもならなかった。
やむをえないので、
文明の利器を借りた。
つまり、タクシー出社だ(お金かかる)。
軽いときはマイカー出社だ(NGではないが怒られる)。
知っている人は知っているかもしれないが、
私は公務員をしていた。
だが、合わなかった。
死ぬほど合わなかった。
黒歴史があるとすればこれだ。
今の時代のように
大好きなことをして
生きていく
なんて、言葉が世になかったから、
わがまま
だらしない
ダメ人間
という烙印を押されまくった。
だから独立開業の時には開き直って、
ひとつだけルールを決めた。
やりたくないことは
一切やらない
1億円もらっても、
大企業から依頼されても、
総理大臣から頼まれようとも、
気が進まなかったら、
ことわる。
これだけ決めて独立した。
その結果、
堂々とした自分でいられるよう、
仕事のクオリティを上げた。
自分に合うこと組み合わせて、
成功する方法を考え抜いた。
多くの人はコンサルタント、
というと、
ああしろ、
こうしろ、
と経営者にあれこれ指図するイメージがあるようだが、
私の場合はまったく違う。
自分自身が、カラダが出社拒否する
経験があったから、合わないことをやれ、
なんて言えないのだ。
それよりも、経営者一人ひとりの
過去の実績
好きなこと
得意なこと
生きがい
やりがい
人生観
などをしっかり聞いて、
それに合うように私がマーケティングと財務をカスタマイズして
プログラムしていけばいい、
これなら、
合わないことをやらなくても、
成功できるはずだ。
これが、
フルオーダメイド・
コンサルティング
の誕生秘話だ。
正直、ものすごくエネルギーが要るが、
成果を出したクライアントさんは、
「生きるのが楽しい」
「楽しく成果が上がる」
「知らないうちに成果が出る」
と、絶賛してくださっている。
でも、そこまでやった原動力は何なのか、
と言われたら、
カラダが出社拒否をした
あの日の記憶
に他ならない。
ぜひ、あなたも自分に合わないことを捨て、
合うことを選んで、成功できる方法を見出してほしい、
といつも思ってる。
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日常 | 10:34 PM |
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